ガールズバーの接待行為はどこまでOK?

ガールズバーの接待行為はどこまでならセーフ?
気になるガールズバーの接待を解説します。

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ガールズバーでは接待ができないって本当?

ガールズバーに行ってみたのはいいけれど、女の子との会話が楽しめなかった。お酌にちょっとしたゲームも楽しめると思っていたのに……と、想像していたガールズバーと違う感想を持つ方は意外に多いようです。

まず前提として覚えておかなければならないこととして、ガールズバーでは基本的に接待行為ができないということ。女の子が隣についてくれたり、世間話に花を咲かせる、キャバクラやクラブでは当たり前に見られる光景はガールズバーでは許可されていません。

ガールズバーを筆頭にしたお水の世界では、接待が当たり前と勘違いされる傾向がありますが、ガールズバー営業の際は飲食店営業許可と深夜酒類提供飲食店の届け出が必要になります。

しかしこれらの届け出には接待行為が許されいない為、ガールズバーではキャバクラのような接待行為が禁じられているのです。

ガールズバーで楽しめる女の子とのアプローチは?

ガールズバーの女の子は一般的にカワイイ子、若い子が揃う傾向がかなり高いです。おまけに学生など業界ではなかなか見られないような素人系の女性も多く、やはりお客目線で語れば、もっと色々話したい、密着したいと思うのは至極当然。

さてここで本題です。ガールズバーでは一体どの程度のアプローチが可能なのか、ここで分かりやすく解説をしていきたいと思います。

①カウンター越しの軽い挨拶
②お客同士、個人でダーツなどのゲーム、カラオケを歌う
③お客の注文を運ぶ、コートを預かる

実際ガールズバーにおいては、どこからが接待行為にあたり、どこまでならばOKなのかという明確なラインが示されていないので難しい所です。

法律をしっかり守った健全営業をしているお店は上記で紹介したような、これは絶対に接待に当たらない!、誰が見てもそう感じる程度のアプローチしか許可していません。

見方を変えれば警察からのマークは、それぞれの解釈によって黒にも白にもなる訳なので、摘発を避ける為にもガールズバー側は慎重にならなければならないわけですね。

基本的に接待とはわいわい楽しむ、お客を興奮させるような歓楽的雰囲気を含むものと言われています。

例えばカラオケやゲームを一緒に楽しんでいる、指名やドリンクバックのような制度がある。またはお客の収容人数同等、もしくはそれ以上の女の子が出勤している場合などはNGと見なされます。

このようにガールズバーでの女の子との談笑、ゲームなどは断固として営業許可に反した行為であり、お客はお酌もしてもらえない、会話も一対一でじっくり話せない!これが基本になる為、ガールズバー、キャバクラの線引きをしっかりした上で楽しまなければなりませんよ。

例外的に接待が可能なガールズバーとは?

どんな事象にも例外というものがあり、ガールズバーの場合もその一部の例外を考慮する必要があります。

最初にお話しした営業許可の話に戻りますが、深夜営業をする為に深夜酒類提供飲食店の届けが必要になりますが、その許可の代わりに風俗営業許可を申請することも可能です。

風俗営業許可とは接待を含む営業が可能になる許可なのですが、一方で深夜24時を超える営業が不可能になります。

深夜酒類提供飲食店営業許可、風俗営業許可はどちらか一方を取得することがルールになってくる為、深夜営業をしつつ接待を可能にするガールズバーは存在できないのです。

この例外を踏まえ、お店のスタイルやコンセプトによっては合法に接待をしているガールズバーもあります。ただしガールズバーはキャバクラのようにお客の横に座ってサービスをするスタイルではなく、基本がカウンター越しが基本です。

その為接待の仕方や方法に限度を感じやすく、多くのガールズバーは深夜酒類提供飲食店営業許可を取得して営業する傾向が高くなります。

もしガールズバーで「えっ、こんな女の子と密着していいの?」、「ゲームで遊んでいるけれど」と不審に思うことがあっても、営業許可の種類しだいでは接待が合法な場合があるということも覚えておくといいでしょう。