ガールズバーは未成年でも利用可能!だけど……
年齢、そして性別も問わず遊べるカジュアルスタイルのガールズバー。主な客層は20〜30代が多いのですが、かしこまってアルコールを頼むわけでも、女の子の接待を受ける訳でもないので、お財布が厳しい若者にも人気があります。
さて、ガールズバーでは「えっ、この人達は本当に成年?」と思しき面持ちのお客を見かけることも多々あると思いますが、未成年の入店は可能なのでしょうか?
キャバクラなどは接待を基本とするサービスで、風俗営業許可がなければ営業できず、18歳以上であれば入店は可能です。
一方ガールズバーは接待ナシの深夜酒類提供飲食店という許可で営業をしており、前述のキャバクラとは異なり18歳未満でも法律的には入店が可能です。
ただし自治体レベルで、それぞれの条例によって未成年の立ち入りが制限されている場合もあるので、一概にOKとは明言できません。
未成年がガールズバーに入り浸るという姿は正直あまり見かけませんが、その理由として未成年の入店自体、ガールズバー側が好まないこと、実際は大人の同伴者を伴うケースがほとんどです。
なお22時以降の入店の場合は、保護者の同伴が必要なことも覚えておきましょう。18、19歳の学生さんがガールズバーでノンアルコールドリンクを飲む姿はしばし見かけますが、入店に関しての制限が場所によって異なるので、気になる場合は一度お店に問い合わせをした方がベターでしょう。
ノンアルコールで楽しもう!
未成年であってもガールズバーであれば、法律のルール的には入店できることが分かりました。しかしここで注意してほしいことがあります。それは例え18歳を迎えていたとしても、20歳未満の場合はアルコール類の提供が不可能ということです。
ガールズバーでウーロン茶、オレンジジュース、コーラなどしか楽しめないのは、何とも味気ないものがありますが、これは法律で定められたルールなので厳守しなければなりません。
しかし大概どこのガールズバーでもお酒は控えていて……という男性や、健康志向の女性の来客も増えてきているので、ノンアルコールのカクテルを用意しているお店が殆どです。
単にウーロン茶を頼むより、サマーデイライトであったりシンデレラなどの横文字ノンアルコールカクテルを注文した方が場は盛り上がりますし、ガールズバーに来ている実感を味わえるので十分楽しめますよ。
また最近のガールズバーはつまみのメニューであったり、ランチメニューが充実しているところもあるので、ジュース、ノンアルコールカクテルだけでなく食も満たせるのは嬉しいですね。
年齢を偽っての飲酒は絶対NG!
ガールズバーは敷居が低く、アルコールを楽しめる場ですが、しばし未成年であっても周りの雰囲気に流されてお酒を注文してしまう方がいます。先輩や友人にせかされて飲まされたり、そのルールを熟知していないなど理由は様々ですが、この場合はどのような罰則があるのでしょうか?
年齢がバレる可能性は少ないですが、未成年にアルコールを提供するとガールズバー側が罰せられます。また年齢を詐称してお酒を飲んだ場合は、お客サイドもまさかの詐欺罪として訴えられる可能性も出てきます。
未成年者のアルコール飲酒に関しては、特にお店側に厳しい罰則が課せられますが、同時に本人や煽った者にも大きなブーメランとして返ってくる場合もあるのです。
居酒屋でもキャバクラであっても、年齢確認をされることはあまりありませんし、ガールズバーに関しても提示を求められない場合が多いのは問題ですよね……。勿論余程の童顔である場合は、本人確認書類を求められる場合はありますが。
まとめるとガールズバーの入店に関しては20歳未満の場合は、法律的には問題ないと判断されます。しかしながら、実際遊べるか否かは自治体、またはお店のスタンス次第であること、そして年齢を詐称したアルコール飲酒をした場合は大きなトラブルに繋がることが高い!ということを頭に入れておいてくださいね。