指名制度があるガールズバーの正体

ガールズバーでも指名が出来るお店がある?指名が出来るガールズバーで遊びたい場合に気を付けるべきことを紹介。

ガールズバーの歩き方-サイトマップ



ガールズバーの基本は指名なし!?

男性ならば一度や二度ガールズバーで女の子と会話を楽しみながら、アルコールを嗜んだことがあるのではないでしょうか?

似通った業種としてよくキャバクラが上がりがちですが、お客さんの中にはなぜガールズバーには指名制度が見当たらないのか不思議に思うこともあるはず。

基本的にごくごく一般的なガールズバーには、指名制度は存在していません。なぜならば指名制度は接待にあたるからです。

たとえばキャバクラやクラブの場合は「風俗営業許可1号」と呼ばれる許可を取得しており、その場合はカラオケやゲーム、指名などの接待行為が可能になります。

一方でガールズバーの場合は通常「飲食店営業許可」に加えて「深夜酒類提供飲食店開始届出」を取得した上でお店を回しており、その場合は指名制度を含む接待は原則禁止されています。

ほとんどのガールズバーは前述の「風俗営業許可1号」を取得せずに営業しているため、基本的に指名制度が存在し得ないのです。

しかし物事には例外というものがあり、数こそ少ないものの指名制度があるガールズバーも点在しています。

指名可能店の見分け方について

何度もいいますが、全国に軒を連ねるガールズバーのほとんどは接待に指名が厳禁な営業形態のお店です。ただし一部のお店は女の子を指名したり、キャバクラのようなゲームやカラオケが可能な接待可能店があります。

これらのお店は前項でお話した通り、「風俗営業許可1号」を取得しているタイプのお店です。ガールズバー=接待は絶対禁止という括りで語られることが多いのですが、実際は指名制度を導入できます。

問題なのは私たち男性客サイドからは、きちんと営業許可を取った上で指名を含む接待をしているのか、それとも違法ガールズバーなのかの区別がつきにくいことでしょう。

女の子のルックスや年齢層、ボトルの値段に内装だけでは接待可能店なのか、それとも違法店なのかを見抜くことはできません。しかし、ホームページを注意深く覗けば、指名制度が可能な合法店なのか違法店なのかを見ぬくことが可能です。

ホームページの何を見るのかというと、

①営業時間
当然ですが指名制度がある接待可能店舗の場合は24時までの営業しかできません。そのため深夜24時きっかりにお店をクローズするお店は「風俗営業許可1号」を取得している合法店といえます。(地域によっては深夜25時まで営業可能なところもあります)

ただし24時と記載せず、18時/20時~LASTなどと記載をしているお店も中にはあります。これはお客の入りや曜日によって閉店時間が異なる場合以外にも、実際は24時を過ぎても営業しているお店もあるので、閉店時間をはっきり記載できないケースだと考えられます。

逆に24時以降も営業しているのに、実際お店に足を運んだら指名ができてしまった!そんなケースは違法店ということです。

なお、「風俗営業許可1号」と「深夜酒類提供飲食店営業開始届」は、両方同時に取得が不可能なので覚えておきましょう。

②堂々と本指名、場内指名、同伴料金を記載しているお店
これらのお店は「私たちは接待可能店ですよ」と公言しているようなものなので、比較的安心感は高まります。

最近は違法ガールズバーの摘発も増えているので、違法店舗は指名や同伴についてホームページで明確に記載することはまずありません。なお、摘発に関しては営業許可の取得以外にも、ビザなしの外国人や18歳未満の雇用、ぼったくりなど原因はいろいろです。

どちらがオススメ?キャバクラORガールズバー?

お深夜営業もしているのになぜか指名ができてしまった!そんなケースは度々みられるので、ガールズバーの営業形態と許可については頭の片隅に入れておくべきです。

お客側が摘発時に一緒に逮捕されることはもちろんありませんが、前述の通りぼったくりなどのトラブルに遭う可能性は十分考えられます。

さて、指名や女の子へのタッチなど接待を受けられるならば、わざわざガールズバーを利用せずにキャバクラに行った方がいいのではと思う方もいるかもしれません。

最後にガールズバーで指名をするメリットについても少しだけ触れていきましょう。

・年期の入ったマダムキャストやお水街道まっしぐらの熟練キャストが少ない
つまり学生や20代前半の水商売に染まっていない子ばかりなので、今の若い女の子と外れなく楽しみたい方にはオススメです。

・キャバクラよりも値段がリーズナブル
接待可能店でも意外にセット料金やボトルキープが安いので、お財布が厳しい方はキャバクラよりもずっと安価で楽しめますよ!

・カジュアルに利用できる店内環境
ガールズバーはキャバクラのように敷居が高くないので、カジュアルに遊べ、一人飲みも楽しめる、そう答える男性は少なくありません。落ち着いた年齢層の男性は多くないですが、よりリラックスした店内でお酒を楽しみたい方はガールズバーが向いているでしょう。

このように似て非なるのがキャバクラとガールズバーなのです。指名制度があるガールズバーでもその雰囲気とシステムはキャバクラのそれとはずいぶん異なるので、それぞれの特徴を踏まえた上で自分に合ったタイプのお店を選んでいくことが大切です。