ベトナム系ガールズバーの居心地の良さ

ガールズバーの体験談。是非参考にして下さい。

ガールズバーの歩き方-サイトマップ



ベトナム系ガールズバーの居心地の良さ

名前:キノコ筍 年齢:43歳

気晴らしって必要ですよね!意外と飲める身体なんで、仕事でもプライベートでもよく都内の繁華街にある居酒屋に顔を出すんですけど、以前に面白いお店を発見したんで今回はその話をシェアします。シェアとか言っちゃいましたが需要があるのかは不明。

実は知人の友人が働いているお店がありましてね、それがガールズバーなんです。ただお店のカラーが面白くて、ベトナムの女の子がいるお店。多分この手のコンセプトは複数あると思うので、気になる人はググってみてください。

自分はどちらかというとベトナムよりタイに惹かれるんですけど、まあ知人の顔を立てる為にも覗いてみたんです。正直外国人が働いてるバーって潜りだとか、就労許可のない子を雇っていたりと色々不安な面もあるんですが、外野の人間が細かいことを気にしてもしょうがないですからね!アオザイ姿の女の子と話しながらウイスキーをカーって飲めればいいや、そんな軽い気分でお店へ向かいました。

お店の規模は小さめで、特にカオスな雰囲気などなくごくごく普通のバーという感じ。扉を開けると、どこかエスニックで甘い香りが漂ってきました。本音を言えば微妙なインテリア。ベトナムの人が被る三角の帽子やら提灯が、その国らしさを表現しているってことなんでしょう。

女の子たちは意外と若くない!25から40の間位でしょうか。

それでも日本人の女の子とは違って、ヤサグレてないほんわかな雰囲気のキャストさんといえば伝わりますかね。

ここはエクスクルージブなキャバクラやラウンジでもなく、あくまでそのコンセプトを味わうガールズバーなので、女の子のルックスは気になりませんしそこを重視してはなりません。

ただ彼女達も頭の中にある単語と言い回しで、一生懸命接客をしている姿が好印象に映り、イントネーションがとにかく可愛い!自分も外国に出張するとき片言の英語でたじたじになるので、彼女達の頑張りが痛いほど伝わります。

なお、お店のBGMにはよくわからないベトナムポップ?民謡が流れ、まさに異国情緒。生春巻きとかないかな?と思いましたが、「それはないだよ」というストレートな女の子の返しにクスリ。度数の強いアルコールが心を柔らかくしているのか、彼女達の一挙手一投足が愛らしく感じましたね。

ウイスキーを傾けながら、女の子全員にキャストドリンクを振舞います。

ビールやらオレンジジュース、緑茶などなど好みはみんなバラバラ!ベトナムの文化や日本に渡航したその理由、キャスト達の人生の一片に触れるような会話から、物価が高い、日本語の漢字が難しいといった話まで素朴で人間味あるやりとりで盛り上がりましたよ。

いつも飲んでいるゴールデン街の居酒屋に比べればリーズナブルでしたが、外国人だからでしょうか、遠慮なくキャストドリンクをどんどん追加していくのでビビりましたよ。

ちょっとちょっと、と思わず苦言を呈したくもなりますが、外国人が異国で生活をする苦悩、辛さは想像できますし、このドリンクが彼女たちの生活の足しになるのであればまあしょうがないか!ただし、財布に余裕がない方もいると思うので、そのお店のシステム、キャストドリンクの値段はお店で遊ぶ前に下調べをした方がいいかも。

この前見たんですよね。外国人が母国の家族に送金するっていうドキュメンタリー。そこにいたアジアンの女の子たちを無意識に重ねていたのでしょう。

あるキャストに「仕事は難しいか?悩みはあるか?」とか聞かれたので、思わず営業で客とのやり取りのストレスや上司からの叱責などを勝手にぶちまけてしまいました。多分三分の一も伝わっていないと思いますが、「人生みんな辛い。みんな同じ!」と妙に説得力ある言葉に背中を押されたアラフォーオヤジ。

ガールズバーというコンセプトのお店は初めてでしたが、ベトナム女子の流れ作業ではない温かなやり取りに、思わず心がホッコリした夜でした。お店を出ると、「さようなら!また来るね~、マッテイルヨ」みたいな感じにキャスト総出でお見送り。

人によっては言葉の壁や違和感を感じるかもしれないけれど、誰かの人生に触れながらお酒の上での異文化体験をするっていうのも、乙な楽しみだと思うんですよね。

前に同じようなお店が風営法違反かなんかで摘発されたってニュースも聞きましたけど、あのお店はずっと長く営業してほしい心からそう思います。もちろん今週もまた来店する予定です。