外国人慣れしているお店とそうでないお店
ガールズバーを訪れる目的は十人十色。ライトにアルコールと女の子の会話を楽しむ中年男性、同年代と思しき20代が半場ナンパ目的で訪れたり、なんとも不可思議に見える女性のお客様だって。
今ではカジュアルな接待の場にもなっていますが、実は最近外国人観光客もガールズバーを多く利用しています。
そもそもガールズバーとキャバクラ、クラブとの違いも恐らく分かっていないであろう外国人が集う理由。それはお店の看板に釣られて来店、または秋葉原や中野など外国人観光客が多い場所にガールズバーも多く軒を連ねているからです。
これらの場は比較的外国人慣れしている為、英語によるメニューが揃い、女の子も英語にアレルギー症状を起こさない体質で、国際感覚を持っている従業員ばかりなので、日本語がチンプンカンプンな外国人でも楽しめるという訳ですね。
ただし必ずしも外国人が楽しめる場といえばそうでもなく、そもそも外国人の往来が少ない場所はその来客を想定していない為、スムーズなサービス提供や会話に華を咲かせることが難しくなるので、いかに場所が大切なのかが分かって頂けたことでしょう。
外国人が喜ぶガールズバーという日本文化
もしあなたの友人が日本へ観光に来るならば、アニメ、ラーメンそしてKAWAIIメイドを紹介するついでに、新しい日本文化の発信地としてガールズバーを紹介してあげましょう。
外国でも女性がホステスをしているクラブがありますし、お酒を楽しみながらセックスもできるセックスクラブがありますが、日本のガールズバーのようなカジュアルスタイルのお店は少ないので大変な興味を持たれることでしょう。
まず日本人が一緒に来店することで、お店へ入る勇気、お酒にツマミを頼む際の恐怖心が軽減され、不安要素がそもそもなくなります。
日本に訪れる外国人は前述の通り日本文化の原点であるアニメや漫画、そして日本食に興味を持っているわけですが、プラスαとして日本のナイトライフやエンタメにも興味のアンテナを伸ばしています。
ガールズバーとキャバクラの違い、どんな女の子が働いていて、どういう目的でお客がそこに訪れるのか?
アルコールの種類の違いから日本独特のツマミ、するめに柿ピーなど珍味のおいしさを力説するのもイイでしょう。
普通に日本をプラプラ歩いていても、なかなか知ることができない日本の飲み屋文化の幅広さ、それはインバウンド政策としてもなかなか効果的かもしれませんね!
コンセプトに合わせて来店を
外国人は色眼鏡で見られることも多く、日本人客でほぼ占められているガールズバーでは外国出身というだけで随分会話が盛り上がります。
高級クラブとはまた違う、しっかりと体系化、教育された女性スタッフとはまた異なる素人感が刺さるわけで、、外国人にとってはA〇BなどのアイドルグループまたはKPOPアイドルと重なる、そう答える外国人は少なくありません。
そう、コンセプト色がだいぶ強いガールズバーは元アイドル、アイドルの卵(地下アイドル含む)、現役声優志望の学生などが働いている場合も少なくなく、アイドル好きの外国人には大好評です。
日本文化と一言でいっても様々な視点で語れますが、件のメイド系、着物を着て接客するコスプレ系から、乾きものに終わらぬランチを超充実させて差別化を図るコンセプト店もあるので、外国人がどこに興味を向けているのかでお店選びをしましょう。
キャバクラなどと異なり、女性の「指名を取らなければ!」という鬼気迫る切迫感がない素人女性によるアルコール提供は外国人にとっても、多面的な日本文化を感じる絶好の場になる可能性大なのです!