ガールズバーのキャッチについていったらどうなる?

そうだ、女の子と飲みたい気分。
今回は「ガールズバーのキャッチについていったらどうなる?」についてを解説していきます。

ガールズバーの歩き方-サイトマップ



ガールズバーの客引きは違法行為

いい気分で繁華街を闊歩してると近づいてくるアイツ!漆黒のスーツと茶髪、ちょっとセレブな香りを潜らせ笑みを浮かべてくる、そうキャッチのことです。(最近はザ・ジゴロとも言い切れないソフトな印象の客引きも増えてきましたが……)

どちらにしても、彼らの甘い言葉を鵜呑みにしていいことは全くありません。基本ボッタクリ、嘘で塗り固められた単語しか吐きませんからね。

ガールズバーの宣伝をイチ押ししてくるケースもよく見かけますが、進路を塞ぎ執拗なまでに勧誘する行為はもちろん違法。

風営法違反であることは当然ですが、各自治体による迷惑防止条例にもバッチリ引っ掛かっていますよ!

最近はこの違法な客引き行為の取り締まりも、かなり厳しくなっています。(客引き、そして紹介する店舗側にもペナルティが課されますよ)

少しアルコールが入ってしまったり、明らかに都会慣れしていない様子の男性は、特にターゲットにされやすい傾向があるので注意が必要です。

ややこしいですが、店舗の前に立ってお店の宣伝、呼び込みを行う女子もよく見かけますが、こちらは違法行為ではありませんよ。

また、公告のビラやポケットティッシュを通行人に配るガールズバースタッフについても客引き行為とはみなされないため、それらを混同してはなりません。

キャッチ先導による違法ガールズバーで待ち受ける結末

キャッチ連中もそれを生業としているわけなので、なんとかお客を勧誘しようと必死。

大抵の男性陣は相応の警戒心を持っているのでスルー。しかし、中には断り切れない男性、正常な判断ができないケースもあることでしょう。

もはや夜のお店トラブルあるあるですが、客引きの言葉を信じてついて行ってしまうとろくな目に遭わないのは明白。

どんな目に遭うかは前述でも述べている通り、ボッタクリ被害にあうだけ……。

風俗店とは異なるので性病や金品の盗難リスクは考えにくいのですが、もはやボッタクリだけでもお腹いっぱいですよね。

基本的にキャッチが案内するお店は、彼らの縄張り周辺にある提携店舗

特徴としては怪しい雑居ビルで適切な営業許可を取得しておらず明らかにお客が少なく店員ャストの対応は最悪レベル

店内環境もやけに薄暗くお店の情報や店舗名がなかなかWEB上で掴めないことも少なくありません。

どのくらい料金をぼったくられるかはケースバイケースですが、安くて数万円、中には10万円単位の請求がくる場合もあるようです。

キャッチが言うセット料金〇〇円で飲み放題、初回限定で××円ポッキリなどは全く通用しません。

事前の説明にあった料金が適用されないことに加え、高額なサービス料などの名目をちゃっかり追加されます。

また、女の子サイドも出来上がっている泥酔客へ大量のキャストドリンクをおねだり……。

飲み屋系の中でもガールズバーはソフトな部類になるので、お客サイドも大丈夫だろうと気が緩んでしまいがち。

結局予想もしていなかったサービス料、ボトルキープ、女の子のドリンク代金などの高額料金を請求されてしまうのです。

こんなの払えるわけないじゃないか!と激高すると、それじゃあこの分は特別で安くしますと数万の割引価格を提示され、それならばとしぶしぶ払ってしまうパターンもよく見かけます。

恐ろしく計算されたボッタクリ術には驚嘆しますよね。

通常警察に相談しても民事不介入で助け舟はほとんど期待できないので、自分を守るという意味でもキャッチの恐ろしさ、違法ガールズバーの存在を今一度肝に銘じておく必要がありますよ。

ぼったくりガールズバーのトラブル回避術は?

キャッチが連れてきた男性客、それはお店にとってネギを背負ったカモそのもの!

女の子と楽しく会話してお酒を飲めたらな~、そんな淡い思いを軽く裏切ってくれるのが違法ガールズバー。

我々男性陣が客引きの餌食にならないためにできることは、まず第一に怪しいキャッチの声に一切耳を傾けない!そしてベロベロの状態で繁華街を一人でうろつかないことに尽きます。

それでも客引きについて行ってしまった場合は、どんな対策を取ればいいのでしょうか?ここで考察していきましょう。

・ガールズバーの所在地、店内の雰囲気やスタッフ、キャストの対応に怪しさを感じた瞬間にドアを開け逃げ去る(結局は逃げたもんがちです)
・料金体系へ不審さを感じたらスタッフへ質問を吹っ掛ける
・サービスを受ける前に、キャッチが説明した料金で楽しめるかをチェック
・メニューの詳細を隅から隅まで確認する(サービス料金の詳細も、メニュー上に小さく記載されていますよ)

これらは悪質店舗から身を守る最低限の対処策となります。そもそも客引きについていかなければ、ここまで慎重になる必要はないのですが……。

会計時になって初めてボッタクリの事実が分かったそんな時は、そっとトイレに向かい録音ボタンをオンにして、状況証拠を警察に提出できるようスタンバイ

暴行や恐喝が行われる恐れもあるので、この音声証拠は警察や弁護士に相談する際の判断材料として有効です。

どうしても支払いをしなければならない場合は、被害届の受理後に決済のキャンセルや返金の可能性が期待できるクレカ払いを選択するのもアイデア。

実際にキャッチ経由で違法ガールズバーに入店してしまい、金銭トラブルが発生するケースは報告されているので、他人事と片付けてしまうのは厳禁ですよ。

いざその場に立たされると行動に移しにくいかもしれませんが、自己防衛として上記を覚えておいて損をすることはないはずです。